初期設定な日々


NXの初期設定はカスタマデフォルトという機能を利用します。
これです。
customerdef1

自分のPCを設定するだけならいいんですが、何台も同じ設定にしなければいけない環境で1台1台この作業をしていると、日が暮れてします。日が暮れるくらいっていったい何台くらい設定しなければならないのか、といった細かいことは気にせず、もっと簡単に設定できるカスタマデフォルトの出力と取込手順を紹介します。

 

カスタマデフォルトの出力

  1. カスタマデフォルトダイアログの目アイコン現在の設定を管理を選択
    customerdef2
  2. エクスポートデフォルトを選択
    customerdef3
  3. 保存フォルダとファイル名を指定して出力完了
    customerdef4

 

エクスプローラで見てみると~.dpvというファイルができています。(同じ名前の.xslも勝手にできます。)

customerdef5

dpvファイルをメモ帳で開いてみます。

customerdef6

カスタマデフォルトで変更した項目や値が1行ずつ登録されています。

 

カスタマデフォルトの取込

  1. 出力とは逆に、カスタマデフォルトダイアログの目アイコン現在の設定を管理→インポートデフォルトを選択
    customerdef7
  2. 取り込みたいファイルを選択して完了
    customerdef8

これだけです。出力したdpvファイルさえあればどこでもMy設定を利用することができます。日が暮れることはなくなるでしょう。しかし、複数のPCで同じ設定を利用したい時に、ちょっと修正しては出力→取込をやっていたのでは、日は暮れないにしても、昼休みが無くなってしまいます。昼休みが無くなるっていったい何台くらい(ry...複数台でカスタマデフォルトを共有できる方法をやってみます。

 

カスタマデフォルトのファイルの指定

カスタマデフォルトファイルは指定することができる→複数のPCで同じファイルを見ればよくね?ということです。

  1. NXインストフォルダ\UGII\ugii_env.datファイルをメモ帳で開く。
    customerdefcus1
  2. 編集→検索より、dpv文字列を検索。
    UGII_LOCAL_USER_DEFAULTS=~という行が見つかるまで検索。 
    customerdefcus2
  3. 念のため元の行を#をつけて(コメントアウトして)おき、
    UGII_LOCAL_USER_DEFAULTS=読み込ませたいdvpファイルのフルパス
    という行を追加して、上書き保存。
    customerdefcus3 

    これにより、NX起動時に指定したdpvファイル(カスタマデフォルトファイル)を読み込むようになります。このdpvファイルを共有フォルダに保存して、各PCのUGII_LOCAL_USER_DEFAULTSを指定しておけば、設定修正→NX再起動という操作だけでどのPCも勝手に同じ設定になります。誰かが勝手に変更すると全員がその設定になってしまう、という特典も合わせてついてきます。

 

注意

カスタマデフォルトが有効になるのは、新規作成でブランクを選んだ時だけです。
customerdefcus4

モデルやアセンブリなどブランク以外を選択すると、モデルやアセンブリのテンプレートファイルの設定を持ってきてしまうので、カスタマデフォルト(初期設定)が無視されてしまいます。

役割な日々


NXのいくつからだったか忘れましたが、役割という機能が追加されました。

 role1

役割とは、ツールバーなどのレイアウトを記憶し、クリックひとつでレイアウトを切り替える機能です。こんな感じです。

 

役割の作り方

  1. 役割を開いて何もないところで右クリック新規ユーザ役割
     role1-1
  2. 名前を入力 → OK
    role1-2
  3. 新しい役割ができました。これだけです。
    role1-3

 

役割の保存先

役割はファイルとして保存されます。
WinXP、NX5の場合
C:\Documents and Settings\ログオンユーザ名\Local Settings\Application Data\Unigraphics Solutions\NX5\roles
(深いっ!)
Vistaとか7でもだいたい同じ位置にあると思います。

role2

ファイルを開くとこんな感じです。

role3

NX_PROFILES に title=~として役割の名前が記述されています。

 

どこでもMyレイアウト

他のPCで自分のレイアウトを再現したい場合は、この役割ファイルを他のPCの同じフォルダにコピーしてからNXを起動すれば、どこでもMyレイアウトを利用することができます。

ショートカット割当な日々

自分だけのショートカットキーの割当をしてみようと思います。
Unigraphicsの頃から使っていた人には懐かしい、ダイアログのOKをF9に割当、をやってみます。

  1. メニューの[ツール]→[カスタマイズ]を選択
    crtshortcut1
  2. カスタマイズダイアログの下のキーボードをクリック
    crtshortcut2
  3. カテゴリからビューポップアップを探し出して選択
    コマンドからOKを選択
    新規ショートカットキーを押す欄を選択し、F9を押す
    割当てボタンをクリック
    crtshortcut3
  4. 現在のキーにF9が登録されました。
    crtshortcut4
    同じ手順で、
    F10:適用
    F11:戻る
    F12:キャンセル
    を割り当てます。
  5. 確認のためキーボードをカスタマイズダイアログのレポートをクリック
    crtshortcutreport1 
  6. 情報窓が表示され、ショートカットキーの割当一覧が表示されます。
    下の方をみますと...きちんと割り当てられていました。
    crtshortcutreport2 

 

DOS育ちなのでキーボードが好きです。

ショートカット壁紙な日々

NX6のショートカットキーを壁紙にしてみました。
1280x1024です。

2010/8/30追記
かっこつけて英語を書いたらスペルが間違っていました(^^ゞ
画像は修正版に差し替え済みです。

NX6shortcutkey1280x1024 

クリックすると大きな(1280x1024)画像が表示されます。
壁紙にする場合、その画像をダウンロードするか右クリックして背景にするなどを選択してください。
それだけです。

 

2010/8/30追記

小さな(800x600)壁紙も作ってみました。
これに文字を書いていてスペルの間違いに気付きました。へへ(^^ゞ

NX6shortcutkey800x600

新しい穴フィーチャの設定ファイルな日々

今回は、NX5からの新しい穴フィーチャの設定ファイルを編集して、穴リストをすっきりさせよう!という内容です。
それでは、いきます。

まとめ

いきます、と言っておきながら、とても長くなってしまったので、まずサマリーを載せておきます。

以下のファイルの各行を編集、追加、削除することで、穴リストを編集することができます。
ねじクリアランス穴設定ファイル
NXインストールフォルダ\UGII\modeling_standards\nx502_Screw_Clearance_Hole_Standard.xml
ねじ切り穴設定ファイル
NXインストールフォルダ\UGII\modeling_standardsフォルダ\nx502_Threaded_Hole_Standard.xml

それだけです。
それでは以降、詳細をながながと書いていきます。



NX5からの新しい穴フィーチャ

NX5から、穴フィーチャにねじ切り穴やねじ逃がし穴が統合されました。
こいつです↓
holeicon 
統合とは、こうなったということです。
holedl1
さらに、NX6ではねじ下穴も加わっています。
NX...ノリノリですね。

旧穴フィーチャは、NX5より前の穴、というまんまの名称で残っています。
holenx5icon
ねじフィーチャもそのまま残っています。
screwicon
ということなので、以前のままの使い方をすることもできます。

ねじクリアランス穴を見てみると、
holedl2
これでもかというくらい呼びと規格が入っています。

ねじ切り穴は、
holedl3
M200までありますよ...パイプラインの配管でもモデリングできそうです。

ここまでで既に長くなっていますが、ここから今回のテーマの 使用する穴と規格だけにしてもっとすっきりさせよう!ということをやってみたいと思います。

 

新穴設定ファイル

探すのに時間がかかりましたが、やっぱりUGIIフォルダにありました。

ねじクリアランス穴設定ファイル
NXインストールフォルダ\UGII\modeling_standards\nx502_Screw_Clearance_Hole_Standard.xml

ねじ切り穴設定ファイル
NXインストールフォルダ\UGII\modeling_standardsフォルダ\nx502_Threaded_Hole_Standard.xml

この2ファイルを編集していきます。

 

新穴設定ファイルの編集

まず、バックアップをとっておきます。
holedl5

ねじクリアランス穴設定ファイルを メモ帳で開いてみると、1行1穴の形式で登録されています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<Root>
<StandardHole Unit="Metric" Standard="ISO" Form= ~ Size="M1.6" Fit="Close ~
<StandardHole Unit="Metric" Standard="ISO" Form= ~ Size="M1.6" Fit="Normal ~
<StandardHole Unit="Metric" Standard="ISO" Form= ~ Size="M1.6" Fit="Loose ~
<StandardHole Unit="Metric" Standard="ISO" Form= ~ Size="M2" Fit="Close ~
<StandardHole Unit="Metric" Standard="ISO" Form= ~ Size="M2" Fit="Normal ~
<StandardHole Unit="Metric" Standard="ISO" Form= ~ Size="M2" Fit="Loose ~

であれば、使わない呼びの行を削除すればよくね?と単純な発想でJIS以外のねじ & M64より大きなねじの行を全て削除して、上書き保存してみると、
holedl6

(((( ;゚Д゚)))
ちょっとビビりましたが、ファイルのプロパティを見てみると、ただ 読み取り専用 属性がついているだけでした。読み取り専用のチェックを外すと上書きできました。良かった良かった。

それでは、NXが起動している場合は、NXを再起動して、新穴フィーチャをクリックすると、
holedl7
(((( ;゚Д゚)))
再びビビリました。いろいろ変更したところ、初期設定がISOになっているとエラーがでることがあるのかもしれません。

再現しようとしてもエラーの出る時と出ない時がありました。 また、エラーメッセージも複数あったような気がします。 面倒なので詳しく調べていませんが、エラーが表示された場合、以下の手順でエラーがなくなりました。

エラーが出た場合、[ファイル]→[ユーティリティ]→[カスタマデフォルト]と進み、
holedl8
[モデリング]→[Extras]→[Screw Clearance Hole]→[Standard]→[JIS]と設定してNX再起動
holedl9

これでエラーがなくなりました。
本当にこれが原因だったのかどうかは面倒なので調べていませんが、エラーがでなくなったという事実を重く受け止め、真摯に対応していく所存でございます。休み過ぎで、毎日ぼーとしているためか、意味不明な文章になってきました。すみません。

それではNXを再起動し、新穴フィーチャをクリックしてみると、
holedl10
へ、減ってるぞ(((( ;゚Д゚)))

少しすっきりしました。

規格を見てみます。
holedl11
こちらも、JISだけになってます。

ねじ切り穴も見てみると、
holedl12
こちらは半減させました。
少しは扱いやすくなったと思います。

 

設定ファイル

ここまでの説明と下の動画で使った設定ファイルを置いておきます。
nx502_Screw_Clearance_Hole_Standard.xml
nx502_Threaded_Hole_Standard.xml
*使用する場合は、必ず元ファイルをバックアップしておいてください。


最後に、結果の動画を貼っておきます。

新規作成テンプレートファイル設定ファイルな日々

直接テンプレートファイルを操作する方法では、既存の内容を上書きすることしかできません。
今回は、設定ファイルから自分専用のタブを作ってみたいと思います。

まとめ 

いつものことですが、暇に任せて書いている→これ...忙しい人には怒られるだろ...というくらい長くなってしまったので、まずまとめを書いておきます。それぞれの詳細は、読み進めていただくとどこかにあります。

目標

NX新規作成ダイアログに俺仕様テンプレートタブを作る。こんな↓感じになりました。


サマリー

  1. テンプレートにしたいパートファイルを作る
  2. 既存のpaxファイルをコピーする
  3. コピーしたpaxファイルを俺仕様に修正する

ファイル&設定

作成したファイルをzipにまとめました(※macrojournalも含まれています)。
https://sites.google.com/site/nxgate/nxgate20100525.zip

zipを解凍してできるnxgateフォルダをCドライブの直下に保存します(C:\nxgateとなるようにする)。
NXインストールフォルダ\UGII\menus\custom_dirs.datにパス書き込み
詳細→http://nxgatetbr.blogspot.com/2010/05/blog-post.html

これで新規作成ダイアログに、新規タブが現れるはずです。詳細は以下読み進めてください。

 

新規作成ダイアログの設定ファイルを調べる

わかりにくいとか文字化けするとか参考画像をWindows版にしろよなど、いろいろ文句を言ってしまいますが、やっぱり最初に頼るのはヘルプです。新規作成で検索するとテンプレートの作成やタブの作り方がでてきました。 
newf0 
きっとわざと難しく書いてあるのだと思いますが、要するに.paxというXMLファイルが新規作成タブの定義ファイルのようです。とりあえず、今の定義ファイルを探して中身を見てみることにします。
フェイクにひっかかったり英語版を修正したりして時間がかかりましたが、定義ファイルは、NXインストールフォルダ¥LOCALIZATIONフォルダにありました。LOCALIZATIONフォルダは、各言語版のpaxファイルが保存されているようです。

テンプレートファイルの保存先NXインストールフォルダ¥UGII¥templatesフォルダにある.paxファイルが定義ファイルだと思って、説明を変えるなどしてみたのですが一向に変化せず、フェイク英語版だと気付くまでに随分時間がかかりました...orz
モデルタブの定義ファイルであろうugs_model_templates_japanese.paxをメモ帳で開いてみます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<Palette xmlns="http://www.ugsolutions.com/Schemas/2001/UGPalettes" schemaVersion="1.0">

  <Presentation name="Master Model Templates (Inch)" bitmap="sheet_and_block.bmp" FileNewTab="モデル" application="All" UsesMasterModel="No"/>

  <PaletteEntry id="d1">
    <References/>
    <Presentation name="モデル" description="データム座標系でのNXの例">
        <PreviewImage type="UGPart" location="model_template.jpg"/>
    </Presentation>
    <ObjectData class="ModelTemplate">
        <Filename>model-plain-1-inch-template.prt</Filename>
    <Units>English</Units>
    </ObjectData>
  </PaletteEntry>

………
id="d1"はinch用(またひっかかった...orz)なので、id="d2"のdescriptionを以下のように変えてみます。
<PaletteEntry id="d2">
  <References/>
  <Presentation name="モデル" description="データム座標系でのNXの例">



<PaletteEntry id="d2">
  <References/>
  <Presentation name="モデル" description="変わるかな?">

そしてNXを起動すると...
newf1  
か、変わってるよ(((( ;゚Д゚)))

ということで、新規作成ダイアログの定義ファイルは以下にありました。

NXインストールフォルダ¥LOCALIZATIONフォルダ
例:モデルタブの定義ファイル
NXインストールフォルダ¥LOCALIZATION¥ugs_model_templates_japanese.pax


新規作成タブ用のパートファイルを作る

これをテンプレートにするんだ!と自分で思えば良いだけなのでどんなファイルでも構わないのですが、わかりやすく直方体、円筒、球の3ファイルを以下の保存先、ファイル名として作成しました。

    1. 直方体
      C:\nxgate\templates\nxGateTemp1.prt
      newprt1 
    2. 円筒
      C:\nxgate\templates\nxGateTemp2.prt
      newprt2

    3. C:\nxgate\templates\nxGateTemp3.prt
      newprt3 

各テンプレート用のプレビュー画像も作ります。
上のモデル画像でも良いのですが、調子に乗ってmicasukeを入れた画像を作ってみました(*^_^*)

  1. 直方体のプレビュー画像
    C:\nxgate\templates\nxgate_model_block.tif
    nxgate_model_block
  2. 円筒のプレビュー画像
    C:\nxgate\templates\nxgate_model_cylinder.tif
    nxgate_model_cylinder
  3. 球のプレビュー画像
    C:\nxgate\templates\nxgate_model_sphere.tif
    nxgate_model_sphere 
ヘルプには、bmp以外はOKと書いてありましたが、pngも表示されませんでした。
gif、jpg、tifはOKでした。

 

paxファイルの作成

ヘルプに定義があるので一から作ることもできると思いますが、基本なまけものですから、ugs_model_templates_japanese.pax をコピーして修正していきます。

  • コピー元:NXインストールフォルダ¥LOCALIZATION¥ugs_model_templates_japanese.pax
  • コピー先:C:\nxgate\startup\nxGate_templates.pax

    newpax1 
C:\nxgate\templatesにコピーして、ツールバーの定義の時のようにcustom_dirs.datファイルに追記すれば良いだろう、と思っていたのですが、C:\nxgate\templatesを追記しても反応しませんでした。
いろいろ試してみて、custom_dirs.datに指定したフォルダの中にstartupというフォルダを作らないとダメみたいです。C:\nxgate\templates\startupを作成しても良かったのですが、今回はツールバーの時に作ったC:\nxgate\startupに保存することにしました。

定義ファイルの中身はヘルプと実際のファイルを参考に以下のようにしました。

C:\nxgate\startup\nxGate_templates.pax

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<Palette xmlns="http://www.ugsolutions.com/Schemas/2001/UGPalettes" schemaVersion="1.0">

  <Presentation name="新規作成では不要" bitmap="新規作成では不要.bmp" FileNewTab="NXGate" application="新規作成では不要" UsesMasterModel="No"/>

  <PaletteEntry id="d1">
    <References/>
    <Presentation name="" description="直方体を置いてみた">
        <PreviewImage type="UGPart" location="C:\nxgate\templates\nxgate_model_block.tif"/>
    </Presentation>
    <ObjectData class="ModelTemplate">
        <Filename>C:\nxgate\templates\nxGateTemp1.prt</Filename>
    <Units>Metric</Units>
    </ObjectData>
  </PaletteEntry>

  <PaletteEntry id="d2">
    <References/>
    <Presentation name="" description="円筒を置いてみた">
        <PreviewImage type="UGPart" location="C:\nxgate\templates\nxgate_model_cylinder.tif"/>
    </Presentation>
    <ObjectData class="ModelTemplate">
        <Filename>C:\nxgate\templates\nxGateTemp2.prt</Filename>
    <Units>Metric</Units>
    </ObjectData>
  </PaletteEntry>

  <PaletteEntry id="d3">
    <References/>
    <Presentation name="" description="球を置いてみた">
        <PreviewImage type="UGPart" location="C:\nxgate\templates\nxgate_model_sphere.tif"/>
    </Presentation>
    <ObjectData class="ModelTemplate">
        <Filename>C:\nxgate\templates\nxGateTemp3.prt</Filename>
    <Units>Metric</Units>
    </ObjectData>
  </PaletteEntry>

</Palette>

変更した箇所は

  1. 最初のPresentationタグの中のFileNewTab=タブの名前
  2. PaletteEntryタグの中のPresentationタグの中の
    name=リストに表示される名前
    description=説明欄
  3. PreviewImageタグの中のlocation=プレビュー画像ファイルパス
  4. Filenameタグ=テンプレートファイルパス

文字だとさっぱりわからないのでpaxファイルとダイアログの対比を強引な画像にしてみました。

newpax2 

長くなりましたが、これで新規作成ダイアログの俺仕様タブを作ることができました。結果は最初の動画を見てください。